このたびは、当会のホームページにアクセスしていただき有難うございます。
私ども、一般社団法人大垣薬剤師会は、大垣市、安八町、神戸町、輪之内町、垂井町、関ヶ原町において、薬局、薬店、ドラッグストア、病院、医院、企業に従事している薬剤師及び、在住している薬剤師約140名が所属している会です。
多くの皆様が、院外処方せんの調剤や一般医薬品の販売を通じて我々薬局、薬剤師と関わってくださっていると思います。新しい医療用医薬品が次々と開発され、医療現場で使用されています。より優れた効果を追求し新薬が処方され薬局で調剤されています。その医療用医薬品の一部はスイッチOTCとして薬局や薬店の店頭で販売されるようになりました。特に要指導医薬品や第1類医薬品は、薬剤師が書面をもって直接説明し販売することが義務付けられています。医薬品には期待する効能効果とは別に、思わぬ副作用が起きたり、体調が変化することがあります。そういった情報は、薬剤師に必ずお伝えください。医薬品に関して常に新しい情報を得るために、薬剤師は日々研鑽を積み、地域住民の皆様の病気の治療や健康維持のため、医薬品が安全安心に使用されるために努力をしております。
また、大垣薬剤師会は、「かかりつけ薬局」の普及び定着の促進、並びに会員のスキルアップを目的とした学術研修会の開催等を行っております。
「かかりつけ薬局」とは、お薬の効能・効果・副作用等の確認のため、患者様の服用してきた薬や健康状態、さらには体質やアレルギーの把握に努め、安全性を考慮してお薬の重複や飲み合わせ等をチェックし、お薬と健康について患者様に総合的なアドバイスをする薬局の事で、患者様ご自身に決めて頂く薬局の事です。当会は市民の皆様に、このように信頼のおける「かかりつけ薬局」を身近に持たれるようお勧めいたします。
急速な高齢化にともない、今後は在宅で療養、介護を必要とされる方が増え、薬剤師がお宅まで訪問し、正しく安全にお薬を使用してくださるためのお手伝いをする機会が多くなると思います。お薬の保管や使用方法等に不安なときには、是非我々にご相談ください。
今後とも市民の皆様に貢献できる薬剤師の育成に努め、地域医療・保健・福祉及び公衆衛生の向上に寄与できるよう活動を展開していきたいと考えております。何卒宜しくお願い申し上げます。
一般社団法人 大垣薬剤師会
会 長 松本 正平